【読書感想文】蛯谷敏「突き抜けるまで問い続けろ」
好きなモノを、好きなだけ。
今回はひさかたぶりに読んだビジネス書の話。
最速で読みました、おそらく。
ボリュームが少なく、2,3日で読み終えるケースは過去にもありましたが、
このボリュームからすると最速だったかと思います(4日)。
僕の場合、電子書籍で携帯でスキマ時間に…が、合わないタイプだと気づけたのもよかったです(でもリンクは電子書籍)。
数分で数ページだと、ちっとも頭に入ってこず、
途中で飽きちゃいますw
今回は妻にも読んでもらおうという頭があったため、書籍で購入。
「次に妻が読む」ということもあり、一気に読み進めましたねー。
著者の執筆スキル(?)もスピードに寄与していたと思います。
手元にしおりがなく、分かりやすく章ごとに読み進めていたんですが(全8章)、
章の終わりが次の章につながるというか、におわせるというか。
5章と6章のあいだ以外は、ちゃんと次の章にバトンを渡すように文末が用意されていました。
もしかすると、どの本を読んでもそうなっているのかもしれませんが、
この本はそれをとても感じましたねー。
本を読み終えて、とある企業の、
創業から上場までを描いたノンフィクションストーリーなんですが、役に立ちそうな、
気づきを与えてくれるエッセンスみたいなものは、第二章に多く含まれていました気がします。
同じ起業家はもちろん、何かの事業に携わっている人(≒ 仕事をしている人)なら感じるものはあるんじゃないでしょうかー。
・ディテールまでこだわった要素分解と成功事例の探索
・課題の本質を探し出す思考法(これは本書の例をぜひ)
・ほかのプロ野球チームではなく居酒屋やディズニーランドをベンチマークとした、進むべき打ち出し角度
・事業を数字で可視化
・判断基準は、誰が幸せになるか
最後に、この本を読んで得た最も大きな気づき、
学びは、「会社や事業はもちろん、個人にも両輪が必要」ということ。
作中でも何度か登場していました。
・プロダクトとマーケティング
・製造と販売
業績を伸ばしている会社の一因としてよく聞かれる話ですが、それは個人にも当てはまると思います。
作中では解説に「内なる問い」と「外向きの問い」として記載されていました。
人は弱く、迷い立ち止まる時もあります(めちゃくちゃ迷って立ち止まってます、僕わ)。
そんな時、短期的にはもちろん、
長期的にも前へ進む推進力となるのが個人の両輪なんだと思いました。
「本当にやりたいこと」と「社会や会社に求めているもの」が交差するポイントで事業や仕事に携われていて、その上に覚悟を乗せられれば、
それが前へ進む推進力になる。
というか、あきらめる選択肢がなくなり、前向きの矢印しかなくなる。
答えは自分の中にある(しかない)ので、自問自答するキッカケを与えてくれた、
そんな本だったんじゃないかなー、と思います。
あと、電子書籍じゃなく紙で読むw
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